車買取の知識
みなさんが車を売却するときに一番重要とするところはなにですか?
「買取金額」「手続きスムーズ」「親切な対応」「近くのお店」「いつも車を出している車屋さん」
等々あると思いますが、やはり・・・「少しでも高く売りたい!!」
これが本音ではないでしょうか?
高く売るにはどこで、いつ売るかがポイントになります! それでは査定のポイントをみていきましょう!
買取査定とは
車両の状態を確認して価値を評価し、金額を決めていきます。
買取店により査定価格は異なりますが、査定評価をするポイントの基準は大きく変わりません。 買取店には中古自動車査定士がいます。 実は、買取にも資格が必要なの知っていましたか? 査定業務、誰がおこなっても良いわけではありません。
中古車の査定をするためには、「中古車査定士」と呼ばれる資格を持っている必要があります。 査定を依頼する側からすれば、少しでも高く愛車を売りたいと考えているため、 査定士は走行距離や使用年数、車体の傷など、車の状態を正確に把握する能力が求められます。 査定にも知識、技術が必要ということで資格が必要になります
買取査定で見ているポイント
①車種、年式、距離
査定時の重要な要素として、車種・グレード・年式・走行距離などの基本情報があります
「年式が新しい車」と「グレードが高い車」が高い査定額になりやすいことはイメージできるかと思いますので、ここでは走行距離について補足します。
走行距離の評価では、経過年数ごとに定められている走行距離に対して長いか短いかによって、査定価格が加減されます 。特に買取査定時にまたぎたくない距離 ・3万キロ・5万キロ・10万キロ 車両の条件が同じでも2.9万キロと3.1万キロでは値段が変わります!! それは、車を買いたい方が検索する距離が3万キロを跨いだ瞬間ガクッと下がるからです。
②純正オプション、付属品
査定時には、純正オプション品の有無や付属品を確認します 後から取り付けるのが難しい純正オプション品はプラス査定になることが多いです!
(例サンルーフ、パワースライドドア、外装色、内装色、パワーシート、エアロ)
③外装 ・ボディ全体
査定士はボディ全体に傷やへこみがないかどうかを必ずチェックします。 傷の大きさ・深さ・種類などによって査定額が下がることが一般的です。
「再塗装のみで済む浅い傷」「板金と再塗装が必要な深い傷」
については、傷の大きさに応じて減額されてしまいます。
・フロント(ボディ前面) フロントまわりのチェックも入念に行われます。事故を起こした時に、傷が大きくなり目立つ部分だからです。 まずはヘッドライトを確認します。もし左右で状態が違っていた場合、査定士は最初に事故の可能性を疑います。 事故後の修理で、片方だけヘッドライトユニットを新品に交換している可能性があるからです。
・リヤ(ボディ後面) リアはボディの後面のことを指し、フロントと同様に事故の履歴が現れやすい部分です。 バンパーの内側にある骨格部品にへこみなどが及んでいないかをチェックします。 トランクフロアの交換をしている車は「修復歴のある車(事故車)」として扱われ、評価は大きくマイナスになる可能性があります。
・ルーフ ルーフは車両の保管状況が現れる場所です。年式に対してルーフがきれいな車は、 屋根下車庫で保管されていたか、カバーをかけられていた可能性があるでしょう。
④内装、エンジンルーム
座席やフロアマットの状態、車内やトランクルームの状態など、綺麗になっているかどうか確認しておくに越したことはありません。 「臭い」「ペット等の毛」「タバコのヤニ」は、査定基準のなかでも減点が大きな項目なので、掃除・消臭を行っておくことをおすすめします。
エンジンルームも重要なチェックポイントです。異音がないか、オイルやプラグの状態に問題はないかなどをチェックします。
買取時に必要な書類
・印鑑証明
・車検証
・自賠責保険
・自動車リサイクル券
・納税証明
・委任状、譲渡証明に実印押したもの
車を高く売却するポイント
①車は1日でも新しい方が高く売れる
中古車の価値は「1日でも新しい方が高い」ことが鉄則です。 売却におすすめの時期はあるのですが、例えば、5月に車を売りたくなった場合、9月まで待つよりも、 5月中に売ってしまったほうが高値で売れる可能性が高くなります。
②小さな傷は消しておく
車に乗っているとキズや凹み、バッテリー切れや故障はつきものです。「修理してから売った方が高く売れそう」と思う方もいるかもしれません。 しかし、買取金額と修理費のバランスを考えると、修理すべきかどうかは以下のようにケースによって変わります。
③査定前に簡単に掃除しておく
高く買い取ってもらうためには、内装のきれいさ、清潔さも重要です。 お金を払ったクリーニングなどは不要ですが、掃除機や脱臭剤などを使い「丁寧に使われていた」という印象を持ってもらえるようにしましょう。
④走行距離が大台に乗る前に
車は、走行距離が短いほど買取価格も高くなります。 中でも3万km、5万km、10万kmといった、キリが良い数字を超える前に手放すかどうかで、買取価格が大きく変わってきます。
⑤純正オプションは接客的にアピール
車の買取金額には、装備やグレードも大きく影響します。 特にプラス査定になりやすいのは、あとから取り付けることができない以下のような純正オプションや装備です。
⑥車のモデルチェンジ前に売却
新しいモデルが出てくると元々あったモデルの値段が下降していきます。
モデルチェンジ情報が出たら売り時です。
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました。
買取査定で見ているポイント、高く売る方法をまとめさせてもらいました。
このポイントを抑えると買取金額が上がる(理想の金額に少しでも近づく)のではないでしょうか? 他社で査定された車両でも、出張での査定でも、不動車でも喜んでご相談ください。
ミヤビがみなさんの理想の金額に近づけるお手伝いをします!